帰ったぞーはしーーまー!!

先日、念願だった端島(軍艦島)についに上陸してきました!

船から見た端島

私はなかなかの雨女なので、当日のお天気がずっと心配でした。
(悪天候の場合は上陸できず、周遊のみで終わることもあるそうなので)

羽田からの出発

当日、東京は曇りで、空を飛んでいる間もずーっと視界は白い雲に覆われていましたが、長崎に到着したら、
あ、暑い、、、!

いいお天気だし海も荒れていなそう。

迎えにきてくれた妹にピックアップしてもらい、長崎市内に向かいます。

港に停まっていた大きな船

午後の集合時間まで少し時間があるので、腹ごしらえ。
でも港の周辺はほんとに何にもないので、暑い中歩くよりはと、途中で見つけたファミレスへ。

ファミレスで腹ごしらえ

お昼ご飯を食べたあとは軍艦島デジタルミュージアムへ。
集合場所がここで、ミュージアムの観覧も費用に含まれています。

上陸ツアーの予約は数か月前じゃないと埋まるので、待ちきれずにミュージアムだけは前に訪れたことがありました。その時よりよりは空いてたかな。暑いですしね。。

今回は、前に見たところ以外を中心に見学しました。
でも外勤さんのあれだけは忘れず。笑

「が!い!き!ん!」のあのシーン。

デジタルミュージアムというだけあって、VRなども体験できます。
そして、これ、すごかった(なんていう装置なのかわからない笑)

ちょっと酔いそうでした。乗船前なのにやばい。

時間になったので、集合場所へ行くと、案内人さんのお話がありました。
乗船にあたっての注意事項とか?かと思っていたら、端島(軍艦島)が世界遺産になった経緯のようなお話でした。前半、「なんの話?!」と思って把握するまでに時間がかかったのですが、あとから妹も同じことを言ってたので、私だけじゃなかった。
でも、軍艦島が世界遺産に登録されているのって、日本最古の鉄筋アパート等ではなく、コンクリートで固めた外壁部分なのだとか。勉強になりました。

端島へ出発する船着き場

いざ、船へ。軍艦島デジタルミュージアムからは歩いて5分くらいの港に、乗船する船「Jupiter」が停泊していました。
「ドラマでもここ出てきたよね!?」と盛り上がり。

乗船前に、希望者には船の前で記念撮影をしてくれました。が、「Jupiter」っていう字も入れてほしかったけど、他の組も撮影していてなかなか難しかった。

羽島に連れて行ってくれる船「Jupiter」

今回、奮発して一番高いプラン(スーパープレミアム)にしましたので、先に乗船。2階席の窓側がスーパープレミアムのお席です。私と妹は一番前のお席。一人参加の方もいたけど、一人じゃやっぱり寂しかったかもなぁーと妹と話してました。私はだいたいお一人様行動なのですけどね。

外は激アツでしたが、エアコンが効いていてよかったです。でもエアコンの音が常にしていてせっかくの案内の方の説明がちょっと聞き取りにくかった。そしてご説明してくださる方がなぜかグラバーさん推しな印象。ご自分できちんと調べて説明資料を作られたんだなと感じる熱弁でした。これも勉強になった。原爆のお話も改めて、胸が痛みました。

端島に向かう途中の景色

端島に向かう途中、見えてくる三菱造船所や伊王島などの説明もあり。
長崎出身なのに島に行ったことがないし、「伊王島ってよく聞くけど島やったんや?」っていうレベルでお恥ずかしい。

三菱造船所

端島が見えてくると、1階のデッキに出ることがきるので、案内してもらい、写真を撮りまくりました。

しかし外はまぶしすぎて、スマホの画面がよく見えない笑
スタッフさんが撮ってくださいましたが、パシャパシャと2枚撮ってくださって、慣れてましたね。

「帰ったぞーはしーーまー!!」

鉄平の「帰ったぞーはしーーまー!!」のつもり笑

端島の近くまで行ったら、船の右からも左からも見えるように周遊。
ぐるーっと回って、反対側に船着き場があります。

かなり近づいてきた、端島

上陸も、スーパープレミアムから案内してもらったので、妹と私、先頭で上陸させてもらいました。
かーなーり暑いので、麦わら帽子お貸出し、冷凍ドリンクの配布もいただきました。
島内は日傘禁止だそうなので、本当に助かりました。全く日陰がありませんし、この日はほぼ風もなかった。
足元は全てコンクリートなので、照り返しもあり、体感50度くらいな暑さでした。
実際、夏に温度を測ったら50度だったこともあるそう。

ありがたい冷凍ドリンク。カルピスもあった

船から桟橋を渡るときにはスマホ等厳禁。桟橋付近の海底にはたくさんのスマホが眠っているそうです。。。。

ついに上陸!!来たかった場所。

「こんなにも生い茂るのか、お前たちは、、、」

島内では3か所の観覧スポットがあり、各場所で案内人さんが10分ほどご説明をしてくださいます。

最初の場所は、ドラマでいづみさんとレオも訪れていた場所。
「こうも生い茂るのか、お前たちは。。。」と、いづみさんのセリフを言って妹に「やかま。」とうざがられ。笑
ことあるごとにセリフをつぶやいてしまいます。

この奥が鉱員さんたちの詰め所だったとか、作業後に入るお風呂があった場所とか、ドラマのシーンを思い浮かべながら。

窓枠のところが鉱員さんの詰所、右の穴の奥がお風呂だとか

最後の観覧スポットは日本最古の鉄筋アパート、30号棟が見える場所。
4年前の写真と比較してもだいぶ朽ち落ちてきているのがわかります。
次にみなさんが見に来た時にはもうないかもしれません。。。とのこと。

30号棟に行くまでの間の建物

立ち入りできる場所も時間も、長崎県からの指示できっちり決められているそう。
なのでこのツアーは40分と決められており、時間通りに出ないと他のツアーがやってきてしまうとのこと。
そして、観覧場所について、なるべく30号棟を近くで観れるようになのか?
ちょっとだけ出っ張っている場所があり、「長崎県の思いやりゾーン」と呼んでいると案内人さんがおっしゃっていました笑

日本最古の鉄筋アパート、30号棟。左側が「思いやりゾーン」

最初は観るだけで40分ももつのかな?なんて思っていましたが、説明を聞いて写真を撮って、急いで移動しないといけないくらいでした。
それに、立ち入れるのはほんの一部分なので、反対側の小学校の方などには行けません。
でも船からあの地獄段が見えたのは感動しました。
メガネと呼ばれるゴミ捨て場がどこだかよくわからなかったな~。

40分の上陸を終え、また船に乗り込んで帰ります。

帰ります

帰りの船内では、冷たいおしぼりサービス、アイスクリームをいただき、記念のクリアファイルをいただきました。

アイスクリーム。濃厚でおいしかった
クリアファイル表
クリアファイル裏

帰宅して開けたら、両開きの立派なクリアファイルで、中にポストカード(地獄段のとこ!)とステッカーも入っていました。
これはうれしい。

ステッカー
ポストカード。地獄段のところ!端島銀座

本当に暑くてべったべったの汗だくにはなりましたが、行けてよかったし、ちょっと奮発してスーパープレミアムにしてよかったねと妹とも話しました。

でも、今回の経験をふまえて節約しようと思えば、麦わら帽子と冷凍ドリンク持参(島内で完全に溶けた)、保冷剤なども準備していけばお安い席でも次回はいいかな。
デッキからのお写真も存分に撮ったし。という印象です。

数年後に、30号棟がどうなっているかまた見に行きたい気がしています。

25mプールの跡。枠が残ってた

何より、「海に眠るダイヤモンド」3話に私は出演させていただいているのですが、いち視聴者としてもハマってしまって、もうあれ以上のドラマに出会えないんじゃないかと思うほどとらわれていたので、いづみさんのように、あの日の朝子を迎えに行けてよかったです。

奥まで行けたらいいのになぁ

余談というかどうでもいい話ですが、いまだに毎日「ねっこ」を聞いて腹筋をしています。
略して「ねっこ de 腹筋」です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です