私は行政書士として、いろんな業務をおこなっていますが、メインの業務は今のところ、家系図作成のための戸籍調査です。
戸籍を読むのが好きなので、これは仕事というよりは趣味の延長のような気もします。
なぜ戸籍を読むのが好きなのか?とよく聞かれますが、、、
昔の戸籍はその時の戸籍係の方の手書きですが、それを読むのが好きなのかな。
私は子供の頃から書道をしてきましたが、人の書く字を見るのが好きです。
字には性格は気持ちが表れますよね。
手書きで書き足していって受け継がれたその人の人生がつまった戸籍、というところにロマンを感じます☺
昔、働いていた区役所の戸籍係の超ベテランの職員さんが、「戸籍にはロマンが詰まっている」とおっしゃっていて、本当にそう思いました。
その方がお客様にご説明されるのを聞くのが好きだったなぁ。
ということで、保管期間を過ぎて廃棄されてしまっている自治体様も多いですが、なるべく廃棄せずにいてほしいなぁといつも思っています。
保管場所のキャパなどの問題があるとは思いますが、保管期間とか決めなくてよくないですか!と思ってしまいます。
これは、最近取得した戸籍ですが、「天保8年」の家督相続から始まっていました。
ここまで出てくるととてもうれしいです。
そして大事に保管してくださっていてありがとうございます、と思います。
ちなみに、この戸籍の戸主様は文化時代のお生まれでした。
調べたら、第11代将軍徳川家斉の時代。
今日は土曜日ですが、やっと出かける予定がない一日ですので、思う存分戸籍と向き合う一日にします。
お習字の試験前なのでお習字も書かなければ。